「「つづいたー!?Σ( ̄△ ̄;)」」
「見事なハモりをありがとう、佐波君、京本さん」
「……お前等なにげに仲いいよな」
「多分気のせいよ」
「そんなことないよ、仲良しだよ!?エロ本を貸し借りすr……ぐっ!?」
「佐波くん、遊んでないでお題書いて〜 偏りを防止するために知恵を貸しとくれよー」
「あいわかった。つねられた頬が痛いです」
「エロ本とか聞こえたのはなんだったんだ?」
「幻聴じゃないかしら?」
京本サンの氷の微笑!灰川は凍り付いた!
「はいっ、じゃあシャッフルしまーす。今日のお題はこれだッ!」
「……誰、このお題書いたの?」
「あぁ、俺」
「灰川君なんだ? なんか意外だわ……」
「なんでまた、昔話を」
「てめーら、あのオチが頂けないと思ったことはないのかッ!」
「口調が変わったアァー!?」
「ええっと、亀を助ける、竜宮城に行く、意味深な箱をもらう……だろ、そんで
地上に帰ってきたら時間経過してて、好奇心に負けて箱を開けると老ける……」
「よく考えたら乙姫様はけっこうな策士ですな!」
「玉手箱の存在意義がわからない!! いいことしたのに不幸になってる気が」
「な? ちょっと変だろ。色々釈然としない」
「じゃあ、納得いくオチをみんなで考えてみよう!!」
「亀を助けて、竜宮城へ行きました。めでたしめでたし」
「つまり……竜宮城エンドってわけだな」
「いいことすると、いいことがあるんですよという」
「物足りなさはあるけどまぁ、間違っちゃいないか。地上に帰ってからのことは語り手が創作すると」
「ゲームっぽくするなら……亀を助けるとこまでは同じで……
竜宮城に行ったらば、そこには朽ちた城だけが残っていて魚たちの姿はない……」
「うわー、ベタw そんで、太郎が亀に乗って旅立つんでしょ!?」
「そうそう。乙姫はさらわれてて、家来達は悪の手下に。
でも情報集めてる最中に、段々仲間が増えていって、敵だった奴が味方になったりしながら
七つの海の秘宝とかを探して、海を復活させるの」
「何かどこかの少女漫画のよーな話w」
「ま、あれは人魚だけどね」
「……で、長い旅の末に、海の平和を取り戻しました。
乙姫様も発見。悪の手下になってた奴等も元に戻る。大宴会。
地上に帰ると貝殻とか真珠とか持ってて、「ああ、あれは夢じゃなかったんだな」的なオチ」
「そんで時々亀に乗って竜宮城と行き来するんだな」
「美しいオチですね。クリア後特典付き」
「ゲームの場合は時間の経過ってないの?」
「まぁ、ナルニア国ふうに時間の流れが違うとかあるんだよきっと」
「……つまり、時間の経過と玉手箱がなければいい話にできるんだな」
「乙姫様悪女すぎるww」
「いやでも、忍耐を試したのかも。
開けずに持っていたらハーレムエンドだってできたわけでしょ」
「……そうか、時は経っていても若者ですものね!」
「京本サン、ゲームやらないのになんでハーレムエンドなんて言葉を……」
「うっさいわね、あんたらの知識がうつったんでしょうが!」
「ネットやってたら入ってくるよね、そーいう言葉は」
「もういっそ、あれだ。亀が擬人化すればいい。そんでイチャつけ」
「擬人化した亀に亀甲縛り。どこかで誰かが既にネタにしていることでせう(遠い目」
「いや、待て……亀が幼女化したらどうだ。甲羅を背負った幼女!」
「全裸?」
「もちのロン! 人外ロリは男の夢ですよ!」
「人外だからといって全裸は安易でなかろーか。俺は着エロを押すね」
「……うん、太郎がロリコンだったらそのまま終わるね、お話。まさかの『亀エンド』」
「でも昔話なのに幼女化はいただけないと思う」
「確かにそうだ!! なんかアイデアない、京本サンっ」
「ええと……開けるタイミングによって玉手箱の中身が変わるとか、
そういう仕掛けがあれば救いはあったかも」
「何パターンもエンディングが作れますね!」
「死の間際に開けると空っぽ。爆笑して、昇天。大往生エンド」
「すげー貧乏な時に開けると大判小判がザックザクとか」
「敵が襲ってきたときにはメタルギア・ソリッドの段ボール箱よろしく中に隠れることができるとか」
「スネーク!どうしたんだスネークッ!!」
「メタルギア2はセーブする時の「したいの?」がちょっとエロかったよね〜」
「ちょっとというか、かなり。……はっ、京本サンが生暖かい目でこっちを見ている!!」
「気のせいよ」
「……むしろ、土産など受け取らなければよかったのか?」
「いやでも、日本人はすすめられたら弱いからそれはできないでしょ〜」
「亀を助けたお礼だったのよね?」
「それにしては、あんまりな仕打ちな気が……」
「寝取られを防ぐためだったんじゃねーの」
「なにその頭悪い新説!?」
「太郎と乙姫はデキてました。らぶらぶです。
でも家老とかが言うんだ。陸のものは陸で帰れと」
「……ほうほう」
「まぁその家老とかも陸モンに乙姫をとられたという嫉妬から忠告したんだけど、それはさておき
乙姫は太郎に帰って欲しくないから泣き落とししたり、切れたり、色々する。
でも太郎にも年老いたかーちゃんとか、家族がいるわけだ。
だから、男らしくぐっと振り切るわけです。そんで陸に帰ることになる」
「でも陸の女に寝取られるのは嫌なので玉手箱を渡すと」
「しかも、意味深な感じで。うまいぐあいに人の好奇心をくすぐる……乙姫、恐ろしい子ッ!」
「天城越えっぽいなァ」
「だれかに盗られるくらいなら〜 あなたを殺していいですか〜」
「歌詞こわっ!」
「それが演歌というものですよ!」
「ギガ幸子はすごかったよね〜 いや、メガだっけ?」
「TLが凄いことになってたよ、あの時は……」
「兎に角、太郎は箱を開いて老いちゃったので誰にも盗られることがなくなりました、と」
「いやでも、小兵衛のおじーちゃんみたいに幼妻ゲットして暮らすという可能性も」
「だれですか!? その羨ましい老人ッ」
「え、佐波君知らない? 池波せんせいの『剣客商売』に出てくる老剣客〜」
「誰もが憧れざるを得ないようなポジションにいる人よ」
「おはるさんが「あい」って返事するたびにときめくよね〜」
「男装剣客の三冬さんも素敵だよな、あの話は」
「くっ……三人で通じ合っている! 疎外感!!」
「貸したげるから読めばいいと思うよ!」
「あと、ピカソも70歳で子どもつくったんだっけ? うろ覚えだけど」
「いやぁ〜お盛んですなぁ★」
「どこのオッサンだお前は」
「世の中色んな人がいた……ということで『老いらくの恋エンド』もできなくはないわね」
「時は経ち、自らも老いてしまったけれど、太郎は若妻と生き抜いたのでした。
めでたしめでたし。
……人生、諦めたらそこで試合終了って事だね!」
「安西先生……バスケが……したいです」
「皆戸、残念ながらお前のモノマネは似てない」
「そんなっ! ショックだ」
「ショーック・サイエーンス!」
「あすかあきお先生っ!?」
「ファミ通ブロスとか、懐かしいネタを」
「全然ついていけないわ……」
「しかし、浦島太郎からこんなに話が広がるとは……」
「灰川君の納得のいくオチはできたの?」
「いや……できてないけど、既成の物語から脱却することはできないんだなぁと思った」
「竜宮城も玉手箱も出てこない浦島太郎は、なかなかハードルが高いよねぇ」
「いや待て、亀をいじめていた子供らが幼女だったらどうだ!?」
「何、光の君よろしく幼女と暮らすの」
「おうさ! 名付けて『同居エンド』……いいぞぉ、幼女×3。
愛でようが陵辱しようがSっ子のおみ足で踏まれようがプレイヤーの自由です!」
「なんでエロゲっぽくなってんの」
「教訓:悪いことをすると悪いオトナにつかまってしまうので、弱いものイジメをやめましょう」
「……完璧じゃね!? あたし完璧ッ!?」
「まさかのキュアベリー!?」
「あたしとか言うな佐波、キモイ」
「こんなオチで……ここまで読んだ人が納得するとは到底思えないけど〜」
「結局、人は好奇心には勝てないしねぇ」
「お話として面白いかというと、そうでもないんだよなぁ」
「いやでも、参考になった。寝取られ防止のために玉手箱があったと思えばいくらか溜飲が下る」
「それにしても佐波君はブレないなぁ。幼女ならなんでもいいんですか!?」
「霧谷さん、※ただし二次元に限る ですよ!俺は棲み分けのできるヲタです!」
「べつに胸を張って言うほどの事じゃ無い気がする……」
「つーか、今日お題一つで終わり!?」
「変な方向に話がふくらんだから地味に面白かったね」
「ではまた、運が良ければ次回」